自己肯定感を高めるよりも実はもっと大切なこと

自己肯定感UP心理セラピスト
星田昌紀です。

自己肯定感のコラムなのに、
自己肯定感を高めるよりも
実はもっと大切なことって、あるの？
どういうことなの？

と思われるかも知れません。

で、このコラムを書くかどうか、
ちょっと迷ったのですが、書きます。

僕が職場で左遷されて、心が折れて、
低い自己肯定感に苦しんでいた頃。

というか
自己肯定感という考え方と言葉に、
まだ気づいたばかりの頃。

なるほどー

・自分のダメなところ
　弱いところ
　悪いところ
　も全部OKって考えればいいんだな

・できない自分でもいいんだな

・どんな自分でもいいんだな

・ありのままの自分を
　受け入れていいんだな

と納得した「つもり」の
自分がいました。

自分で自分に言い聞かせている。
自分がいました。

少しラクになった。そんな気がする。
自分がいました。

その考え方で行けるのかなと思う。
自分がいました。

でも最悪の状況にいるときに、
ダメで、弱くて、悪くて、できない。
そんな自分にOK出せるのか？？？

と、ある日、ふと思ったのです。

僕たち大人は、子供の頃に
自己肯定感を低める言葉を
たくさん浴びて大人になってる。

例えば

・学校に行かなきゃダメ
・遅刻しちゃダメ
・テストで良い得点取らなきゃダメ
・運動もできなきゃダメ
・受験しなきゃダメ
・さぼっちゃダメ

これを親の愛情と言うこともできる
かも知れません。

でも率直に言えば
・どんな自分でもいい　訳じゃない
ということ。

とにかく、子供の頃の、
否定や指示の環境で育つことは、

「ありのままの自分じゃダメ」

と言われ続けるようなもの。

そして、僕たちは大人になって、
ある日どこかで急に言われるのです。

「ありのままの自分でいい」

と。

そうすると、
子供の時の
「ありのままの自分じゃダメ」と
大人になった時の
「ありのままの自分でいい」が
僕たちの心を引き裂きます。

「どっちやねん！」

と。

その答えは
難しいなら
「ありのままの自分でいい」
と思えなくてもいい！
です。

今はまだ「どんな自分もOK」
だなんて思えなくても大丈夫
　↓
できない自分を
受け入れられないと悩むくらいなら
　↓
できない自分を
「受け入れられなくていい」

と割り切ってしまった方がよいです。

「自己肯定感を高くしたい」
と思うならば
「自己肯定感の低い今の自分を
　否定しない」
ことから始めてみましょう。

自己肯定感を高めたいと思うことは
とても素晴らしいですが
　↓
今の自分を否定しないことのほうが
もっと大切です

——————–
つまり

「自己肯定感を高めるよりも
　実はもっと大切なこと」

とは

「自己肯定感の低い今の自分を
　決して否定しないということ」

「自己否定しないこと」

です。
——————–

いきなり、
自己肯定感を高めようとして、
焦って、無理して、
上手く行かなくて、
自己肯定感をさらに低めてしまう。
自己否定してしまう。
　↓
それは避けましょう。

ということです。

あなたには、
この自己否定をしない自分で、
生きていって欲しいと願っています。

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