ヤル気が長続きしない時には?

自分を好きになる心理学の専門家の星田昌紀(ほしだまさき)です。

なぜヤル気は長続きしないのでしょうか?

ヤル気が沸く時があります。

例えば、「7つの習慣」を読んで目から鱗が落ちて、
オレも主体的に成功するぞー!
とヤル気がみなぎる時なんかあるわけです。

でも数日もすると、主体性ってなんだったっけ?
と腑抜けになっている自分がいたりしますよね。

あー、だから自分はダメなんだよな!っと落ち込んでしまう。
でも、ここで落ち込むのは間違っているんです。

どういうことかというと

ヤル気が長続きしなくて落ち込むーという人は、
ある決定的な勘違いをしています。

そ・れ・は

「感情というものは、放っておいても持続するものだと
思い込んでいる」

ということなんです。
これが勘違いです。

本当はどうかというと

「感情というものは、放っておいたら消えるもの」

なんです。

通勤電車で足を踏まれてイラっときても、
1日もすれば忘れています。

映画「タイタニック」を観て、この愛は永遠だ!
と叫んでも、1年もすればタイタニックの
ストーリーも結構忘れてしまっていたりします。

とにかく

「感情というものは、放っておいたら消えるもの」なんだ

ということを、はっきりと理解して下さい。
なぜこのことをはっきり理解する必要するがあるのかというと、
そう理解したときに、ようやく

「放っておいたら消える感情を、どうすれば定着させるの?」

という疑問が、切実なる問題として出てくるからなのです。
ではどうすれば定着させられるのか?

メモを取る?うん。
それもいいのですが、感情を定着させるという意味では弱い。
消えゆく感情を定着させる唯一の方法は、

「気持ちが高揚したら、その場でその気持ちを『行動』に変えること」

なのです。

例えば、7つの習慣を読みます。

感動します。

そうしたらその感動した部分を
すぐに『行動』に移してみるのです。

例えば、主体性を発揮することを学んだら、
すぐに、主体的に行動してみるのです。

例えば、実際に主体的に、
小さくてもいいから新しいブログを始めてみたりします。
それがきっかけで、新しいビジネスが生まれるかも知れない。

このようにして、ヤル気は長続きするのです。