感情を抑え込む危険性

星田昌紀(ほしだまさき)です。

感情を露わにすることは、
社会人社会では、
大人げないと言われたりしませんか?

私も、大人になってからは、
人前で泣いたり、怒ったりは、
決してしないと思って生きていたものです。

ただ、
私も心理学やカウンセリングを学んでからは、
ある状況下では、
感情を出すことは良いことということが、
腑に落ちてきました。

特に驚いたのは、「怒り」の感情で、
私は
「怒りを出すなんて=良くない」
と、ずっと思い込んでいました。

あるとき、怒りの感情を、
人の座っていない椅子を使って伝える、
エンプティチェアという手法で出してみると、
心がかなり軽くなる体験になりました。

怒りに限らず、感情を「抑圧」し続けると、
その感情を「抑圧」するために、
大量の心のエネルギーを使ってしまうのです。

うつ症状が起きる理由も、
この原理で説明できる場合があります。

つまり、心の中に存在している感情を、
無いことにするために、

辛い感情+その辛い感情を抑圧するエネルギー

という、とてつもないエネルギーの減少が起き、
心にエネルギーが無くなってしまう、
というパターンです。

自分の人生は、自分でデザインできる

それは、自分のネガティブな感情を上手に扱い、
解放しながら、健全な心を育む生き方です。

あなたも、人の見ていないときでいいので、
感情を表に出すことによって、
あなた本来の心のエネルギーを快復できることは、
ありませんか?