セルフイメージの罠

心をラクにする心理セラピスト
星田昌紀(ほしだまさき)です。

「セルフイメージ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

アメリカの著名な心理学者Carl Rogersによると、
「セルフイメージ」とは「自分が思っている自分」
という意味です。

もう少し正確に言うと
「セルフイメージ」とは「自分の潜在意識が思っている自分」
のことです。

いずれにしても「セルフイメージ」はとても重要です。

なぜなら、
「自分は豊かだ」というセルフイメージの人は実際豊かになりますし、
「自分は貧しい」というセルフイメージの人は実際貧しくなります
ので。

ここでよくでる疑問が、
思っただけで実現するなら誰でも豊かになるんじゃないの?
というものです。

この社会は、どうしてそうなっていないのでしょう?

誰しも豊かになりたいと思っているのに、
世の中が豊かな人々で満ちていない理由は、
「自分は豊かだ」
とは考えず、
「自分は豊かになりたい」
「自分は豊かになりたいが、豊かさにはふさわしくない」
などと、潜在意識のレベルで思っているからです。

初詣などで、
「いつか、お金持ちになりますように」
と願っている人は、
潜在意識が
「今はお金がないので、いつか、お金持ちになりますように」
と解釈します。

そして、
「今はお金がない」というセルフイメージを実現
します。
だから、世の中は豊かな人々で満ちないと言ってもいいでしょう。

これが、セルフイメージの罠です。

それ程「セルフイメージ」とは重要だという認識を持ち、
今日から「なりたい自分」の「セルフイメージ」に近づく
「思考」「言葉」「行動」
を使い始めましょう。

豊かな自分に向かって、
「決められる」自分のセルフイメージを創ることも、
できるようになりますよ。