単なるプラス思考が失敗する理由

自信がない30代40代独身女性のための
自分を好きになる心理学の専門家
星田昌紀(ほしだまさき)です。

どんなことでも、
・気合いでなんとかなる
・上手く行くと念じればいい
・ファイトだ
と言う上司や同僚に、
出会ったことはありませんか?

このような
「単なるプラス思考」
は上手くいかないことが多いです。

その理由は、心理学的観点から言うと、
人には、
・プラス感情を持つ場合と
・マイナス感情を持つ場合の
2つがあるからです。

最愛の家族が大怪我をしているのに、
「気合でなんとかなる」
と言って、そのまま放置する人は、
まず、いないでしょう。

適切な治療機関を調べ、処置をし、
完治するまで見守り応援する、
のではないですか?

「単なるプラス思考」
はこの極端な
「気合でなんとかなる」
と言って片づけているようなものです。

でも、最愛の家族なら、そんな
「気合でなんとかなる」
とは言わないよ、という人が多いかも知れません。

ところが、「自分のマイナス感情」に対しては、
「気合でなんとかなる」
という「処置」をしてしまう人が多いのです。

●自分を大切にする
●とくに自分のマイナス感情を味わい尽くして、
  癒してあげる

というのは、それ程までに難しいのです。

自分で大きなマイナス感情を感じたら、
その感情の元になっているイメージを小さくしたり、
マイナス感情を感じている自分に寄り添ってあげたり、
してあげる必要があります。

自分の人生は、自分でデザインできる

それは、自分のマイナス感情が生じたとき、
その、マイナス感情を味わい尽くして癒してあげる
ような生き方です。

自分の心の傷が癒えないうちは、
他者の心の傷を癒す力も、なかなか出ません。

あなたは、自分のマイナス感情も含めて、
自分を大切にしていると言えますか?
もし、そうでないなら、
今日から自分を大切にしてあげて下さい。