パートナーの恋愛感情が長続きする秘訣

自信がない 30 代 40 代女性のための
自分を好きになる心理学の専門家
星田昌紀(ほしだまさき)です。

パートナーの恋愛感情が消える時

あなたはパートナーができても、
パートナーの方から「もう別れよう」と
言われたことはないですか?

パートナーが「もう好きだという感情が無くなったから」
と告白してきたことはないですか?

そんな時は、
「どうして好きだという感情が無くなったの?」と
驚き、悲しみ、不幸のどん底に落ちた気分に、
なるかも知れません。
だって、あんなに好きだったじゃない!
ずっと好き同士でいようと言ったじゃない!

このようなことは残念ながらあります。

どうして恋愛感情は冷めてしまうのでしょう?

どうして?
  ↓
実は、この問いの立て方が間違っているのです。
大きな勘違いをしているのです。

大きな勘違いとは
「感情というものは、放っておいても持続するもの」
だと思いこんでいるということです。

本当の所は
感情というものは、放っておいたら消えていくもの
なのです

これは心の構造というか脳の構造がそうなっているので、
仕方が無いのです。

じゃあどうすればいいの?と対策はないの?と思われた方に、
対策はあります。問いを変えましょう。

消えていく感情を定着させる唯一の方法

有益な問いは?

放っておいたら消える感情を、
 どうしたら定着させられるのか?


ということになります。

それは、その感情を「行動」に変えることです。

・私たちは受動的な体験を忘れやすいです(受け身なので)
一方で
・私たちは能動的な体験を忘れにくいです(自ら動くので)

感情は受動的な体験です。

なぜかというと、
感動したということは、突っ込んで考えると、
感動したのではなくて、感動させられたのです。
映画でも小説でも感動は、させられているのです。
その感動させられた体験の結果が「感情」です。

一方で、
行動したということは、突っ込んで考えると、
実際に自分で行動しているわけです。
受け身ではなく、自分の意思で動いているのです。
その動いた体験の結果が「行動」です。

まとめ

感動した(させられた) 感情は「受動的な体験」→すぐ消える 

行動する        行動は「能動的な体験」→定着する

能動的な体験でないと記憶に残らないと、
エビングハウスという心理学者も研究しています。
エビングハウスの忘却曲線という名前で良く知られています。

「行動」は「感情」とは違い、主体的に選択した行為
だから、「行動」は、能動的な体験となって記憶に残る

例えば)

誰かに何か嬉しいことをしてもらって
感動する「感情」を持った時、
その「感情」を

・感謝の言葉にする
・お礼の手紙を書く
・プレゼントにする。

などの「行動」に移す

もっと言えば、
自分だけでなく、お相手の感情も定着させることができる
何かしてもらったら、感謝の気持ちを形で表すということ
プレゼントがとても有効なのは、感情をモノに定着させているから
というわけなのです。

なので、
今からパートナーに感謝の言葉を送りましょう。
たまには、手紙を書きましょう。
もしくは、プレゼントをしてみましょう。

パートナーの恋愛感情が消えることを避けることができますよ。