不幸は人生を変える「サイン」

自信がない30代40代独身女性のための
自分を好きになる心理学の専門家
星田昌紀(ほしだまさき)です。

自分の人生が、なりたい自分になる方向に、
向かっていると確信できますか?

私は仕事が最も忙しかっ頃、
「なりたい自分なんて何だっけ?」
という位、忙殺されていました。

夜24時を過ぎて、
タクシーで帰宅することは普通で、
いくつもの複雑な案件を抱えていました。

毎朝、睡眠不足で、身体は重く、
起きるのがやっとでした。
でも、仕事が楽しいと自分に思い込ませて、
毎日を送っていました。

ストレス解消のために、
大好きな海外のヨーロッパに出かけ、
突然の不明熱で倒れ、危篤に陥ったのです。

帰国後も、寝たきり生活4か月を含めて、
約1年間、仕事が出来ませんでした。

仕事が出来ない自分を、自分で責めて、
感情も不安定になり、
自分は「不幸」だと、落ち込んでいました。
本当に危ない状態に何度も向かいました。

今、冷静に考えると、ヨーロッパで倒れるまで、
頭がおかしいのではないかという位、
仕事を入れ過ぎていました。
仕事が多い自分に、酔っていたのかも知れません。

では、大病が単に「不幸」だったのか?というと、
そうも言えないのです。

まず、これ程大きな病気で、死の直前まで行ったから、
「普通に生きていられる日々がとても大切」
だと、気づくことができました。

・ベッドから起きられること
・自分の足で歩けること
・ひとりで外出できること
・食事で何でも食べられること
・なんとか仕事ができること

これらのことが出来ることが、今は喜びです。

また、疾風のごとく走る人生が止まることで、
自分の「人生のビジョン」とは何なのか?を
真剣に考える時間ができました。

こんなことを考えられるようになったのは、
危篤になって身体が動かなくなるという、
「不幸」があったからです。

不幸は人生を変える「サイン」
だったと、今は振り返ることができます。

つまり「不幸」は、自分にとって、正常な人生ではない
ということを、教えてくれる「サイン」と、
捉えることができるということです。

この「サイン」を見逃さなければ、
「不幸」をチャンスに変えることができます。

自分の人生は、自分でデザインできる

それは、忙しい日々が、
何か「不幸」に見える理由で止まったときに、
思い付くものかも知れません。

あなたが「不幸」だと決めつけている出来事の中に、
あなたが本当に手に入れたい
「自分の人生」を見つける「サイン」が、
隠れてはいませんか?

その「サイン」を見つけることができれば、
自分の人生を、自分でデザインできる日は、目前です。